住宅ローンと火災保険のポイント3
今日は、再調達価格について簡単に書いてみます。

住宅ローン自体のはなしとは少し離れているようですが、住宅ローンと火災保険は切り離せないものがあります。

●再調達価格
 簡単に書くと、現在の物と同等のものを現在の物価で新しく買い直す場合に必要な資金額のことです。
 建物ならば同等の住宅を新築あるいは購入するのに必要な資金額のことです。

 火災保険では、火災が起きた時に、修理費用や買い直し、建て直しにかかる費用を全額保険でカバーするには、保険金額を再調達価格で設定する必要があります。
 建物は時間が経つに従い、その価格は低くなります。つまり、これは時価です。時価で保険金額を設定すると、毎年、毎年、保険金額が低くなっていきます。極端な話をしますと、毎年、火災が起きて保険で立て直すとしたら、どんどん建物が小さくなっていくということになります。

 住宅ローン借入時には、借入額に合わせて保険金額を設定することが多いですが、
万一の時に困らないよう、自分の住宅の価値にあった保険に加入し、定期的に見直すことが必要です。


<例>
20年前に2000万円で建てた古い家があります。
時価は1000万円以下。
現在の物価で同等の家を建てると3000万円。(再調達価格)

保険金額を3000万円で設定して、価格協定特約を付けると、全焼しても全額補償。
保険金額を2000万円未満で設定し、特約が付けられないと、保険金はその時点での時価額しか支払われない。

テーマ:住宅ローン - ジャンル:ファイナンス

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